雰囲気的には「和製ハリー・ポッター」

我思う、故に…
小学六年の龍神(たつみ)は、公務員の父、テニスも大会で優勝するし作文も校内で表彰される弟、少し勝ち気な妹。礼儀正しい兄弟。その中で龍神は違和感を感じながら生活している。その違和感は、町外れの搭に行った時カタチになる。搭には、死んだはずのおじいちゃんが住んでいた。おじいちゃんは、龍神に問う。善とは何か、悪とは何か。龍神はこれまで正しいと信じていた事に疑問を持ち始める。親の言う事、学校が決めた事、本当に正しい?それに目覚めた龍神は、親の敷いたレールから外れ始める。両親は不安にかられ、監視し自分のレールに戻そうとする。でも自分の道を龍神は、見つけてしまった。子供を持つ親にも、読んでみてほしい。子供の事を私物化してないだろうか。子供を一人の人間として見ているだろうか。この小説は2000年に『チャレンジキッズ五年生』に『ぼくの幽霊屋敷日記』として連載されていた物である。その当時これを読んでいた、人も読み返して欲しい。あなたは、自分の考えをちゃんと持ってますか?

とてもよろしい物語です。
妖怪アパートほど日常(悪く言えばマンネリ?)に流されず、一人の子供が精神的に成長していく大きな要素として、妖怪や幽霊が登場します。雰囲気的には「和製ハリー・ポッター」ですかね??(ほめすぎ??)作者は続編を書くのを渋ってるようですが(Byあとがき)ぜひ、主人公も、物語も成長し続ける物語を書き続けていただきたいものです。

僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)
香月日輪

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posted by nana at 14:45 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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