読み進むうちに苦痛になってきた

押井監督らしい作品です
第2次大戦時の兵器に対する薀蓄が怒涛のように描かれます。

それにワクワク出来る人なら読んでいて楽しいのではないでしょうか。

後半、ケルベロス隊(←敢えてこう書きますが)の滅びが主題に変わってくる事が主人公の映画撮影に対しての意思が読み取りづらくなってるかな、と。

ただ、これに関しても押井作品(映画含む)ならば普通によくある事だと・・・まぁ、自分が読み取れていないとも言えるかもしれませんが。

読後、悲劇や滅びの美学だけじゃないエンターテイメント満載の押井作品が見たいと思ったのも事実。

そういう意味では劇場版パトレイバー1作目は異色作なのかもしれません。

木更津航空隊
押井氏の書き下ろし小説、そして氏のライフワークである題材として興味があり手に取ってみた。

私はこのシリーズの事は良く知らず、ラジオドラマ等も聞いたことが無いのでフラットな感情で手に取ってみた。

まず、出だしはなかなか味のある印象で期待感が持てる内容であった。

しかし、しかしである。

読み進むうちに苦痛になってきた。

まず、・ドイツ、ロシア双方の参謀本部発表の報告書を読んでいるような印象・登場人物の心理描写(情景からの心理的移り変わりも含む)が非常に下手・物語に直接関わりの薄い(もしくは無い)兵器の“これでもか”という説明・主人公が何をしたいかが分からない。

また、伏線に失敗している上げ始めたらキリが無いが、全体としての印象は、昔パソコンゲームが一般化する以前に流行した戦争ボードゲーム“シュミレーションゲーム”の内容を読まされているような印象を受けた。

氏のファンの方には申し訳ないが、自己満足の世界を出ていない“読み物”でしかない。

ケルベロス 鋼鉄の猟犬押井守

ブラウス


posted by nana at 15:09 | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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