多くの名演と言われる録音の中でも、イチ押し

手元に1枚必携のCDです!
1970年に46歳の若さで他界した(一説によるとアルコールの飲み過ぎによる心臓発作とも言われています)伝説になりつつあるフランスの天才ピアニスト、サンソン・フランソワが最も得意としたラヴェルのピアノ協奏曲集です。

特に「左手のためのピアノ協奏曲」が素晴らしい演奏です。

多くの名演と言われる録音の中でも、イチ押しと言って良いでしょう。


フランソワ、ピアノと戯れる

解釈するという言葉より「演奏する(or 遊ぶ)」という言葉を好んだフランソワらしい演奏。

まさに、この瞬間に曲が生まれているかのような新鮮さに溢れています。

特にト長調の協奏曲は天性のリズム感が冴えわたり、彼の思いのまま自由自在に指が鍵盤を駆け巡る妙技に惚れ惚れします。

左手の協奏曲も素晴らしい!感情を表に出すのを嫌ったラヴェルの心の叫びが、フランソワの指を通じて激しく噴出しているかのような錯覚にとらわれます。


録音を気にしない人向き

曲が良くないと思った方へ。

曲が良くないのではなく、録音が良くないのです。

1959年の録音で、ステレオと書いてあるけれど、音像が中央に集まっていてモノラルかと思いました。

独奏ピアノとオーケストラの音量の比も7:3くらいで、オーケストラが非常に貧弱な音です。

フランソワのピアノ演奏は流麗で素晴らしいので、録音の音質を気にしない方、同曲の2枚目、3枚目のCDをお探しの方にお勧めします。
ラヴェル:ピアノ協奏曲
フランソワ(サンソン)
チーク
posted by nana at 17:17 | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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