本当に地獄の風景みたいだ

幻想・幻覚・妄想交響曲ミュンシュの熱い演奏
演奏が自分との相性がイマイチ流し聴き程度の曲の一つでした。
しかし「ミュンシュ率いる」「この時のパリ管」は違います。


ベルリオーズの気性の激しさ危なさ直球ストレートで縦横無尽に伝わってくる演奏。
久々の鳥肌もので、恥ずかしながら涙が出ました
(特に一楽章のラスト盛り上がり私はココが第一ポイントで大好き)
日に隙を見つけては何度も聴いてしまいました。


こんなこと「ムラヴィンスキー/アルプス交響曲」以来です

なんというグラマラスさゴージャスさグロテスクさ!!
恋をする美しさ、失恋に苦悶、絶望しドロドロした醜さが
鮮やかに浮かんできます。
1楽章のラストへ向かう弦、管、打楽器総動員部分
”熱気に浮かさ渦巻く情念、狂おしい情熱!!”
常軌を逸してます=幻想交響曲=ベルリオーズ

2楽章舞踏会で夢を見るような美しい三拍子
3楽章野の風景静寂でも常に不安に満ちて・・

4、5楽章
ここの演奏でCD賛否が分かれるんでしょうね
かなりイッテますから。
4楽章断頭台への行進ザックリ切るような弦楽器に
気が狂うようなティンパニとトランペットファンファーレ
5楽章グロテスクで不気味嘲笑魑魅魍魎!

それにしてもミュンシュ/パリ管凄いです(ブラームス1番もですが)
「やったるで!!」とパリッ子パリ管の意地を感じました

ブラ1と幻想、ミュンシュ様につきます!!

批判、大いにあると思いますがそこは好みということでお許しを・・・
異様な熱気溢れる名演
ミュンシュはこの曲を得意としているせいか、全編に異様な熱気が充満している。

しかもテンポも速めで、緊張感や生命力もすばらしい。

ミュンシュの最晩年の録音だが、まるで青春真っ盛りの時期にミュンシュが若返ってしまったような演奏。
第二楽章の華やいだ雰囲気も生きていてし、第四楽章のティンパニの迫力も凄い。

第五楽章に出て来る、最後の審判を知らせる鐘の音が、明るくてなんだか怖い。

本当に地獄の風景みたいだ。
どの楽章でも、各場面が目に見えるような演奏。

この作品を理解するなら、この演奏に勝るものはないと思う。

録音年代は60年代だが、音質もまあまあ。


幻想交響曲と言えばまずこの盤でしょう
万人が、幻想交響曲といえばこういう演奏だろうという夢想のようなものが、この盤で具現化されている。
パリ管、ミュンシュ、、、、、、こうだろうという演奏が展開される。
やや脱線するが、かつてフランスチームのサッカーは「シャンパンのようだ」と形容されていた。

この演奏も、どこかシャンパンのような華やいだ感じと、シャンパンファイトのような激しさが入り混じっている。
特に終章は期待通りだ。
ベルリオーズ:幻想交響曲
ミュンシュ(シャルル)

ロクシタンは香りが優しくて大好きです
匂いもすごく好きな香りでかなりしっとりしますまた購入したいです。
posted by nana at 19:36 | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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